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(ああっまずい、間に合わない)誰もがそう思った。心臓が止まりそうだった。

ササ

一瞬の出来事だった。

神業のように、○○さんが彼女さんのおっぱいを服にしまう。

は、はやい…

ジオンの赤いやつより速かった。
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そんなスリリングな時間を楽しみ、一行はレストランに向かった。

景色が最高な窓際が予約席。リッチ感を存分に楽しむ。
無言の時間などない、篠makoしゃべりまくり。食事を待つ間から会話が弾む。
ときおり、○○さんがコレクション(彼女さん)を見せてくれる、
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「おお…」

そしてまだまだノーマルな内容の会話が続く…
アダルトショップでおっぱい見せたら、全員逃げていって自信をなくした話、
駐車場でコンコンと知らないおっさんに窓をノックされ、ち○ぽ出され、最終的に、咥えてしまったムチャクチャな実話、
出会い系サイトに登録したら、メール来すぎて最初に見たメールの内容を忘れてしまう話。だから前回の内容がもう一度簡略に書いてないメールでないと対応できない話…
などなど、ノーマルな会話がとぎれることはなかった。

当然ですが全会話中、かなり頻繁に、ち○こ、ま○こ…などの放送禁止用語が飛び交っていた。
現場のおっさんばかりの安くてうまい大衆食堂ではなく、高級リゾートホテルの静かでおしゃれなレストランの中でである。
そんなリッチ感を仲間とともに楽しみたかったであろう、まわりのおばちゃんたちに不快な思いをさせてたと思う。(聞こえていたならばではあるが…たぶん聞こえていたはず…)
いつ注意されるかとビクビクしながら、続けていた。
おふたりとの話はたいへん楽しかったが、唯一その点だけがずっと気になっていた…

1番びっくり仰天した話は、○○さんと、彼女さんが出会ったのがつい1週間前、今回3回目というのを知った時だった。
「い、1週間…」
1週間で野外貸し出しプレイである。
(そんな簡単なこと…。変態遊びって…)
何か月も彼女ができないで奮闘している篠makoにとって
衝撃的事実であり、ショックだった。
ただ、どうやって出会うまでとなったのかの話をおふたりから、聞くことができ、すごく勉強になった。
いままで軽視していた
「メールの中身、仕方」「恋愛感情」の重要性が分かった。そういえば四国の変態さんたちのひとり、ムクさんも同じようなこと言ってくれてたことを思い出した。

相手が命がけで本気で自分を好きになってしまったら、自分の今の環境が壊されるのではないかと心配で、今まで「感情」を機械のように完全自己コントロールできる、サイボーグのような女性を捜していた…
しかし、それではなかなか現実に出会うことは困難なのでは…とあらためて考えさせられた。
おふたりと話できて、ひとつ考えが変わった。
それは「本当に好きになってもらえたら、自分が困ることはしないはず」と思えるようになった。
破壊・絶望ではなく、死守・永遠かもしれないな、ということを…
シリーズ青空の下で 完

あとがき
今回、刺激的な初体験をいくつも経験させていただき、また男女の心の関係について、たくさんの新しいことに気づかさせてくれたおふたりには本当に感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。
そして、話も弾んできた頃、彼女さんが篠makoの「しゃべり」にたいし、くったくのない笑顔で「おもしろいねえ」「楽しい」と言ってくれたこと、鮮明に覚えています。すごくうれしかったですよ。
また遊びましょう。
2009.07.08 Comment:4 | TrackBack:0
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